クジラのソラ01・02

クジラのソラ 01 (富士見ファンタジア文庫) クジラのソラ〈02〉 (富士見ファンタジア文庫) ★★★☆
燃え系SFもどき。おもしろかったよ。
ただし、SFを求めてはいけない。
スペースファンタジーまでも行ってないかも。
すこしふしぎ?そんなもん。
作者はスポ根を意識したらしいけど、
宇宙を舞台にスポーツやってるような戦闘は熱い。
英伝みたいな緻密な戦闘じゃなくてね、あれだ、3 on 3やってる感じ。
3人 vs 3人でチーム対戦でトーナメントして、
勝つと宇宙人さんのところへ招待されるって話。
典型的にカテゴライズしたくなるような美少女?3人で勝ち抜く話。
スポ根だった、まさしく。
今後はスポ根だけじゃなくて宇宙へGO!ってなって
世界が広がるのかも。広がらないのかも。

 真夜中のマーチ

真夜中のマーチ (集英社文庫) ★★☆
積ん読を消化しててこうなっただけで、
別に絶賛☆奥田英朗キャンペーン中じゃないんだけど
(そして↓の『ガール』はだいぶ前に読んだんだけど)
なんだか続いてます、奥田英朗
こういうのなんていうんだっけ?
クライムノベル?
10億円現金強奪な話。
893さんとかチャイニーズマフィアとか入り乱れて大変〜
ってわりに・・・迫力はない。
書いてる内容は典型的クライムノベルなのに、
なんかこう、ハラハラドキドキ感がないんだよね。
この作家にこういう作品は向いてないのかもね。
映画化?ドラマ化?するらしーね。
読み終わったあとで知りましたよ。