2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

 煌夜祭

★★★ まぁまぁ楽しめた。2人の語り部が交互に昔話をしていって、昔話の中で点と点がつながってその語り部の正体が・・・ありがちなパターン。正体が誰なんだーって部分も、それほど驚くものでもない。十二国記のような人工的な島国から成る世界もなんなんだー…

 “文学少女”と繋がれた愚者

★★★☆ ぜーんぜん、読むつもりなかった第3作目。なのに読んだら続きが読みたくなった。武者小路実篤の『友情』が題材。武者小路に好悪の情はないので、特に文句なくスルッと読めたのも今作がすんなり読めた理由かも。前作までは原作の解釈に物申したい気持ち…

 ミミズクと夜の王

★★★ 不覚にもウルッときたのは内緒にしとく。有川浩の推薦文じゃないけど、単純明快でわかりやすく童話的で「あーわーった、わーったよ」って言いたくなるような本。文章もこなれてない。なのにちょっと最後のほうで涙腺緩みかけて、かなりくやしかった。単…

 狼と香辛料IV

★★★☆ ホロ可愛いよ、ホロ ってことで、最新巻。おもしろいなー、やっぱり。読みやすいんだよね。文章の上手い下手はわからないけど、読みやすい。しかし!今回はハラハラドキドキ感は少なかった商人ネタは尽きましたか?早めに終わらせてもいい気もした。な…

 図書館危機

★★★☆ 前回が前回だったので、特に大きく話は動かず事件はあるけど、今までみたいなそれほど大きな事件もなく大きくゆり動くのは主人公の動揺のほうで、そっち中心に丁寧に書かれてる。なるほど、主人公と教官の日常の巻なのか〜・・・? ・・・と思ってたら…

 電撃新人さんとか

今月は、電撃新人さんとか、有川浩ハードカバーとかいろいろあるんだけどフラゲしといてまだ読み終わってない。なぜって最近DSばっかりやってるから。

 誰も知らない五つ星ホテルの24時間 −匿名ホテルマンの爆笑告白記

★★★★ あー、見てしまったホテルの裏側。有頂天ホテルを地でいっているような本。何しろ作者は「イモジェン・エドワーズ・ジョーンズ&匿名」ってなっていて、つまり、匿名のホテルマンに聞いたことをアイデアに本にしているので。ホントにありかよ。でもあり…

 ラジオガール・ウィズ・ジャミング

★★★ すげー面白いっていうのは、ない。普通におもしろい。盛り上がりもなく。安心して読めるいい話ってところ。予想通りっちゃ予想通りだったけど、なんだか期待しすぎてガッカリ。なので評価低い。

 七つの黒い夢

★★★ 短編集ってあまり好きじゃないんだけど作家がおいしいから買った。まぁまぁ。あまり黒くない。ぞーっとするより不思議だな、って感じだったかな。(いや、実はだいぶ前に読んで忘れたんだ)この乙一は白乙一?ほのぼのしてるけど、どこか狂ってるみたい…