2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

 今年読んだよかった本

日本文学 空中ブランコ(奥田英朗):笑った。スカッとした 外国文学 ティモレオン −センチメンタル・ジャーニー(ダン・ローズ):残酷なまでに切ない SF 第六大陸(小川一水):宇宙はそう遠くないと感じた ラノベ All you need is kill(桜坂洋):理不尽…

 予言の守護者 -ベルガリアード物語 1

★★★ 最近ずうっと、外国の本コーナーに平積みになってて、気になってた本。で、読んだんだけど・・・んー、まぁまぁ?なんか指輪物語をわかりやすくして、ちょっと変えた感じ?でした。もっと読んだら面白くなるんだろうか?

 ななつのこものがたり

★★★☆ 加納朋子のデビュー作「ななつのこ」の作中に出てくる絵本が実際に出版されたです。 「ななつのこ」と読み比べても、もちろん楽しいし、単独のピリッと小技が効いたミステリ絵本としても、楽しめる。 この人の文章って、どうしてこうほんわかあったかい…

 老ヴォールの惑星

★★★★ SFの中篇4篇。私は基本的に長編しか読まないので、この本もしばらく手に取ってなかった。でもよかった。もっと早く読めばよかった・・・。小川一水らしいハッピーエンドの明るいSF。なので読後感が清涼。「幸せになる箱庭」だけは、小川式ハッピーエン…