荻原規子

 西の善き魔女VIII 真昼の星迷走

★★★ やっと最終巻を読んだ。外伝の3冊目なんだけど、エンディング後の、いうなればクレジットロールのあとに始まるやつみたいな位置づけ。 真の完結というか。やっと大ボス、この世界を作ったフィーリと対決する話。けっこうあっけない結末だよ アニメは こ…

 風神秘抄

★★★★ 勾玉三部作シリーズの流れをくむ新作。が、発売されてたのは知ってたんだけど、やっと読みました。 舞い手の糸世と笛吹きの草十郎とカラスの鳥彦王の物語。鳥彦王がカワイイ。 和製ファンタジー書かせたらスバラシイです、この作者は。

 西の善き魔女VII 金の糸紡げば

★★★☆ フィリエルとルーン出会いの話。 そういえばもうすぐアニメ化ですね。最近はなんでもすぐアニメになりますね。

 西の善き魔女VI 闇の左手

★★★ 西の善き魔女シリーズの最終話。思ったより普通の終わり方だった。私としては、ナウシカばりの展開を期待していたんですが、あっけない終わりで、あ、そうですか・・・みたいな・・・

 西の善き魔女 V

★★★★ 主人公が出てこず、サブのアデイルの冒険。本編の主人公フィリエルが世界の秘密を解き明かそうとしている少女である一方でアデイルはこの世界を受け入れてその中で輝こうとする。別の視点からの番外編。でもテイストは失わず、面白い。

 西の善き魔女III −薔薇の名前

★★★★ 巻を追うごとに世界がどんどん広がって、面白くなってきた。世界の秘密を解き明かす存在に、童話、星に続いて龍の存在が明らかになって、主人公の2人はそれぞれの方法で世界の謎に近づいていく。 2ヵ月先に出るらしいけど、その前に、新書版とか借りち…

 西の善き魔女 I・II

★★★☆ ★★☆ⅠとⅡまとめて読了。『空色勾玉』など勾玉三部作の作者 荻原規子の本の文庫落ち版。Ⅰをはじめに読んだときは、壮大な世界を予想させるファンタジーだとワクワク。独特の世界観を持つファンタジーなのに、ただそれだけで終わりじゃなく、シンデレラや…