図書館内乱

図書館内乱 ★★★★
イムリーなニュースがあったので
ふむふむと思いながら読んだ面もあったりなかったり。
前作同様、時代は近未来、メディア良化委員会の検閲に
図書館が戦力としての図書隊をもって対抗する時代。
図書隊の紅一点で強いけど心は純情乙女な郁が主人公で。
前作は火花散る直接対決。
今回は心理面の戦い。静かな戦い。
あくまでも有川浩なので
テレるぜ、このこっぱずかしいシチュ!
っていう感じは満載で・・・
こんな小説の1作目「図書館戦争」を
本の雑誌」が1位に選んだことが不思議でしょうがない。
実にラノベ的な文章だと思うんだけど・・・
最近は星雲賞なんかをみても思うけど
軽い小説の認知度高まったよなぁ〜
読みごたえある本減ったよなぁ〜
そんなこといってるけど有川浩の書くキュンっぷりは
かなり好きなんだけどね
ラストで王子様がぁぁぁぁ!
シリーズ化が決まったそうなので、続きが楽しみ!
それと小説内小説の「レインツリーの国」が新潮社から出版されるそうで。
それも楽しみ!