プラネタリウムのふたご

プラネタリウムのふたご ★★★★
だますこと、だまされることについての物語。
っていっても、悪い意味じゃない。
目に見えないことを、こころの底から本気で、まるで目で見てきたように語ることや
それを信じることが必要なんだね、って話。
リアルだけじゃ生きていけないよって。
主人公のふたごは、途中で人生が分岐して、奇術師とプラネタリウム解説員になる。
でも結局2人とも、現実ではない虚構の世界を
いかに人に楽しんでもらえるかっていう仕事をしている。
そんな2人の人生が交互に語られていく。
じんわり感動するいいお話。