2005-04-25 第六大陸 あ行 小川一水 ★★★★ 第35回星雲賞日本長編部門受賞作。ちゃんとSF(サイエンス・フィクション)。現実にありそうな、近未来に月に施設を建造する話。科学技術の視点だけでなく、社会情勢や経済の問題までしっかり描かれてる。それでいてSF(スペース・ファンタジー)の情緒を失わず、緻密な人間関係と宇宙のロマンをも描いている。うーん、読みやすいのにしっかりSFしてる本ってひさびさに読んだ!