ピーター★パン イン スカーレット

ピーター・パン イン スカーレット ★★★☆
ジェームス・バリーのピーター・パンの著作権を持っている
オーモンド大路小児病院が正規の続編執筆者を公募して選ばれた作品。
ってことで、公式続編なんだけども、
そもそもマコックラン自身がカーネギー賞とガーディアン賞の受賞作家で、
作品の完成度はすでにお墨付き。
ただ・・・テイストはバリーのピーター・パンと違うような。
バリーのピーター・パンは、子どもをデフォルメしたようなピーターが
大人の象徴フックと戦う話だったように思う。
一方のマコックランの続編は、誰もが子どもと大人の境界があいまい。
あまり詳しく書いてはネタバレだけど、
例えばはじめ、元“男の子たち”は、既に大人になっているところから話が始まる。
ネバーランドに行くにあたって、子どもにもどるわけだけど、
(この部分、かなり笑える)
いくら無邪気に振舞えても、元大人・・・
まぁ、そんな感じにいろいろな人が葛藤するわけです。
あとは、女の子が出てきたことも現代の作品らしさ?
あと・・・マ・・・マイケル。・゚・(ノД`)・゚・。

 バッテリー(文庫版)1〜6

バッテリー (角川文庫) バッテリー (2) (角川文庫) バッテリー 3 (角川文庫)
バッテリー (4) (角川文庫) バッテリー (5) (角川文庫) バッテリー (6) (角川文庫) ★★★
すっごい勢いで平積みしてあるでない?
だから完結したことだし読んだ。
けど、そんなに好きじゃないかも。
そんなにみんな葛藤するかなー
いや、スポーツとか何事も真剣に取り組むと、葛藤はするんだけどさ、
それを全員がそこまで小難しく言語化できるかと。
言語化できなかったら、つまり小説として成り立たないのかもしれないけども。
あー、あと、よくご飯をお呼ばれして食べるよね。
なんかやったことないからいいなー美味そうだなーって思った。

 クジラのソラ 03

クジラのソラ〈03〉 (富士見ファンタジア文庫) ★★★★
だんだん世界観がわかってきて、おもしろくなってきた。
かなり次作も楽しみにしてる。
けど・・・なんか特に感想書く気になれないのはなぜだろう。
なぜ殺たし!とだけ。

 デモナータ1 ロード・ロス、2 悪魔の盗人

デモナータ 1幕 ロード・ロス デモナータ 2幕 悪魔の盗人 ★★★★
ダレン・シャン』もおもしろかったけど、これもおもしろそう!
続きも読みます。
ダレンがヴァンパイアの話、今度は悪魔の世界の話
と、いつもゴシックなんだけど、血もよく出てるんだけども、
でもなんか苦しくなくて、ひたすらわくわくして読んじゃえるんだよね。